何度でも、愛を叫ぶ。



美夜さん?


駆くんは、美夜さんの知り合いなの?


「美夜の友達に、先輩が殴られてる…って
。」


ガタン、と床が鳴る。


大きく後ろに動いた椅子。


「ねえ、どこ。」


「え…」


私は我を忘れて、駆くんに詰め寄る。


「青空公園。」


少し、悪い噂を聞く公園だということを知り、目の前が黒く染まる。