「そうだね。」 「じゃ、駆。にのを、家まで頼むよ。」 「はーい。地区長も、雛を家まで送るの?」 「…ああ。」 地区長は、あの後雛先輩に自分の気持ちを伝えたという。 雛先輩は、涙を流しながら地区長の気持ちを受け入れたんだって。 ほら、 地区長の耳元には… あれが、無くなったんだ。