「ごめん。二宮さん。」 低く掠れた声が、耳元に響く。 「二宮さんが、好きだ。」 そんな伊藤くんの声が、耳元に響く中、 『お前の、せいだ!!!』 ただ、怖くてひとりぼっちだったあの時の言葉が頭に響いていたんだ。