面倒くさい女を、演じた。 丁度、好きな女がいることを知り。 その気持ちを、滅茶苦茶に壊してやりたいと思った。 …もう、病気だよね、これは。 体を手に入れることは、容易かった。 傷ついた心を癒すために、簡単に体を許していた。 何だ、こいつも過去の男共と一緒か。 何て、思っていたけれど心は奪うことが出来なかった。 何を言っても、表情は変わらない。