お母さんは、そう言うと何とも言えない笑みを浮かべて、そのまま部屋を出ていってしまった。 「…時間は、まだだよね?」 いや、ちょっと待って。 もしかして、連絡が来ていたとか。 スマホで駆くんの連絡先を開いても、駆くんからは何の連絡もなし。 なんなんだ、一体。 「…駆くん?」 「おはよう。準備中だった?」