私と、駆くんのお見合い話は着々と進んでいるらしい。 駆くんのお家は、かなり名門の家計らしくて、早く後継者を作って欲しいらしい。 「…私なんかで、良いのかな~」 「良いに決まってるでしょ。私の娘ですもの。何の文句も言わせないわ。」 お母さん…。 うん、それは励ましてくれてるで良いのかな? 「ははっ、そうだね。」