ヤンデレくんとツンデレちゃん

ああ、眼鏡くんか。


……ん?

眼鏡くん、どこにいるの?


そういえば今日、姿を見ていない。


「目立ったことはしてないけど、マークしたり的確なパス出したり、大活躍だったよねぇ」

「そろそろ出てくるかな」


アイツの登場で点差がまたほぼなくなり接戦になったところで休憩に入り。


少しして、後半戦がスタートした。


「出てきた!」

「待ってました」


そこに登場した、黒髪に切れ長の目の男。

アイツに負けないくらいの長身。


そして、なにより……


イケメン。