「……夢?」 すべては幻かと思えるような、夜だった。 いつもチャラけてるあいつが…… じっくり時間をかけてあたしを抱いた。 男だった。 普通にイケメンだった。 というか、イケメンすぎた。 余裕たっぷりで、なんかちょっとイジワルで……。 抵抗? そんなのできなかった。 容赦なんてなく。 されるがままで。