ドン とまた、部屋を開ける音がして 私に馬乗りになっていた黒田君を誰かが引きはがし、取り押さえていたほうも次第に力が緩くなっていくのがわかる 誰かが助けてくれたんだぁとはっきりしない意識の中聞こえた声は親友のものだった 「月、大丈夫?」 そういって私を抱きしめる星華 そして、自分の上着をかけてくれた 彼女は空手を習っているのでそんのそこらの男子よりは強い