そして女性に振り落とされる。
『!!!!!!!!』
私は勢いよく画面から目をそらした。
というか、あおにしがみついた。
目はふさいでも聞こえてくる音には震えがあがる。
何これ。こんなもの誰も見るわけない。
何で雫はこんなもの借りてきたんだ。本当に趣味悪い。誰が見るんだ。怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。
と、心の中で喋りまくる私。
もうどうにでもなれ。
すると、急に音が聞こえなくなった。
両耳には暖かい感触。
ゆっくりと目を開けると目の前にあおがこちらを見ていた。
どうやらあおが耳をふさいでくれているらしい。


