視聴覚室の前に着いたら、少し緊張した。 (この扉の向こうに、転校生がいる…。 俺に転入生のフォローが出来るのか? ヤンキーだったら、どうしよう) 急に弱気になってしまった。 「大丈夫だ、なんでもない。さぁ、入ろう。転校生が待ってる」 三役は顔を見合わせたが、何も言わなかった。