「夢希ってちっちゃいよね。ちゃんと隣歩いてくれない?俺見失うわ(笑)」
それはとても失礼極まりない発言でーーーあたしでなくても腹を立てること間違いなしだろう。
「……ッ」
でも何も言い返せなかったのは、菊谷くんが突然あたしの顔を覗き込んできて、緊張からか驚きからか身体がかたまってしまっていたから。
「そんな顔するなって、かわいいねって意味で言ってんだから」
「…‼︎」
菊谷くんのこの一言で、あたしの頭は爆発した。
こういうシチュエーションに免疫がないあたし……反応に困るとかそういう次元の話じゃない。
「き、菊谷くんの背が…高いんだよ」
「あー、そうかも。でも夢希もちっちゃいし。何センチ?」
そんなあたしに気付いているのかいないのか、淡々と会話を進める菊谷くん。
「ひゃ……150センチ…」
「俺と20センチも差があるのか、そりゃちっちゃいわけだ(笑)」
なんだよさっきから、ちっちゃいちっちゃいって人のこと…。
それはとても失礼極まりない発言でーーーあたしでなくても腹を立てること間違いなしだろう。
「……ッ」
でも何も言い返せなかったのは、菊谷くんが突然あたしの顔を覗き込んできて、緊張からか驚きからか身体がかたまってしまっていたから。
「そんな顔するなって、かわいいねって意味で言ってんだから」
「…‼︎」
菊谷くんのこの一言で、あたしの頭は爆発した。
こういうシチュエーションに免疫がないあたし……反応に困るとかそういう次元の話じゃない。
「き、菊谷くんの背が…高いんだよ」
「あー、そうかも。でも夢希もちっちゃいし。何センチ?」
そんなあたしに気付いているのかいないのか、淡々と会話を進める菊谷くん。
「ひゃ……150センチ…」
「俺と20センチも差があるのか、そりゃちっちゃいわけだ(笑)」
なんだよさっきから、ちっちゃいちっちゃいって人のこと…。



