《明日がんばろーな!おやすみ》
夜、ちょうど寝ようとしたタイミングで、佐久田くんからラインがきた。
《おやすみ》
昨日シカトしたからって訳でもないけど、あたしは一言だけ返事をしてから目を閉じたーー。
「夢希ーっ!おはよーっす!」
月曜日、机に突っ伏しているあたしの肩を、バシバシと叩いてくるヤツがいた。
「……」
あたしにこんなことをするのは、佐久田くんしかいない。
「昨日とかサンキューな。テスト頑張ろうぜ」
当然不機嫌なあたしだけど、そんなことお構いなしといった風な佐久田くんの笑顔に、返す言葉を失う。
「夢希おはよ。こわい顔して、またロウに何か言われたの?」
あぁ、いつも優しい風を連れてくる菊谷くんが、となりの席だったらまだ良かったのに。
「今日はオレ何もしてねーって。なぁ夢希?」
背中バシバシ叩いてるでしょ、何もしてないってなんだよ。
夜、ちょうど寝ようとしたタイミングで、佐久田くんからラインがきた。
《おやすみ》
昨日シカトしたからって訳でもないけど、あたしは一言だけ返事をしてから目を閉じたーー。
「夢希ーっ!おはよーっす!」
月曜日、机に突っ伏しているあたしの肩を、バシバシと叩いてくるヤツがいた。
「……」
あたしにこんなことをするのは、佐久田くんしかいない。
「昨日とかサンキューな。テスト頑張ろうぜ」
当然不機嫌なあたしだけど、そんなことお構いなしといった風な佐久田くんの笑顔に、返す言葉を失う。
「夢希おはよ。こわい顔して、またロウに何か言われたの?」
あぁ、いつも優しい風を連れてくる菊谷くんが、となりの席だったらまだ良かったのに。
「今日はオレ何もしてねーって。なぁ夢希?」
背中バシバシ叩いてるでしょ、何もしてないってなんだよ。



