「まぁ、来ればわかるよ」
ロウは、思わせぶりなことしか言わなかった。
駅に着くと電車に乗ったあたしとロウは、名古屋港駅で降りた。
「あれ……ここって、水族館の駅じゃない?」
「大正解。でも今日は行かないけどな」
そうなんだ、じゃあどこにーー…。
「あ、もうっ、ちょっと待ってよ!」
あたしは、ロウの背中を追いかけてばかりだ。
あの日の、リョウくんの言葉がきっかけで付き合うようになったあたしとロウ。
後で「ちゃんと自分の口からーー」と、気持ちを伝えてくれたロウ。
少し遠回りをしたけれど、巡り巡って今ここにいるんだ。
あたしがお父さんの転勤で名古屋に来なければ、ロウやリョウくんたちと出会うこともなかった。
少しずつだけど前向きになってきたあたしのことを、好きだと思えるあたしがここにいる。
「……」
ん?お花屋さん…?
ロウが入って行ったのは、小さなお花屋さんだった。
「すいません、ピンクと白と黄色で…適当に束を作ってください」
ロウは、思わせぶりなことしか言わなかった。
駅に着くと電車に乗ったあたしとロウは、名古屋港駅で降りた。
「あれ……ここって、水族館の駅じゃない?」
「大正解。でも今日は行かないけどな」
そうなんだ、じゃあどこにーー…。
「あ、もうっ、ちょっと待ってよ!」
あたしは、ロウの背中を追いかけてばかりだ。
あの日の、リョウくんの言葉がきっかけで付き合うようになったあたしとロウ。
後で「ちゃんと自分の口からーー」と、気持ちを伝えてくれたロウ。
少し遠回りをしたけれど、巡り巡って今ここにいるんだ。
あたしがお父さんの転勤で名古屋に来なければ、ロウやリョウくんたちと出会うこともなかった。
少しずつだけど前向きになってきたあたしのことを、好きだと思えるあたしがここにいる。
「……」
ん?お花屋さん…?
ロウが入って行ったのは、小さなお花屋さんだった。
「すいません、ピンクと白と黄色で…適当に束を作ってください」



