「そう、ここ…」
答えるあたしは、ぎこちなかった。
「ふーん…、じゃあな」
ロウはそれだけ言うと、荷物をまとめて行ってしまった。
「……」
さっきまでロウが座ってた席を、あたしは見つめるだけで……ロウはとっくに居ないのに、身体は動かなかった。
「井上さん?どうしたの?」
「…あ、いえ」
まっすーに声をかけられ、その流れで席についた。
さっきまでロウが座っていたと思うと……どうしても緊張してしまう。
みんなが移動を終えて少し静かになった教室を見渡すと、真ん中の1番前にリョウくんがいた。
そしてどうしても探してしまうロウの存在だけど、ひと回り見てみても見当たらない。
あーーー……。
「……っ」
ロウ……見つけたーーー。
なかなか見つけられなかったロウは、机に突っ伏していたからだった。
それを見て、あたしは泣きたいのをこらえながら、両手で自分の身体をぎゅっと抱きしめた……。
答えるあたしは、ぎこちなかった。
「ふーん…、じゃあな」
ロウはそれだけ言うと、荷物をまとめて行ってしまった。
「……」
さっきまでロウが座ってた席を、あたしは見つめるだけで……ロウはとっくに居ないのに、身体は動かなかった。
「井上さん?どうしたの?」
「…あ、いえ」
まっすーに声をかけられ、その流れで席についた。
さっきまでロウが座っていたと思うと……どうしても緊張してしまう。
みんなが移動を終えて少し静かになった教室を見渡すと、真ん中の1番前にリョウくんがいた。
そしてどうしても探してしまうロウの存在だけど、ひと回り見てみても見当たらない。
あーーー……。
「……っ」
ロウ……見つけたーーー。
なかなか見つけられなかったロウは、机に突っ伏していたからだった。
それを見て、あたしは泣きたいのをこらえながら、両手で自分の身体をぎゅっと抱きしめた……。



