「先のことは、その時に考えればいいから」
そうしていつも、心打たれるーー。
「そうだね」
「そうそう。オレなんていつも行き当たりばったり(笑)」
「あはは…」
笑いながら言うけどさ、あたしは知ってるよ。
ロウが楽観的に見えるのは、そう"見える"だけだってこと。
本当は、色んなことに対してすごく考えを張り巡らせているのだと思う。
それはあの日、ロウと名古屋港水族館に行った時にそう思ってーーー、
「あ…!」
「何だよ急に」
「ごめん、今マフラーのことを思い出して……。持ってくるから待ってて?」
水族館の帰り道に、ロウが貸してくれたマフラー……返せずじまいだった。
このまま置いておきたい気持ちも少しはあったけど、そうもいかないしね。
「お待たせ!ホントごめんね、借りっぱなしで」
少しの寂しい気持ちと一緒に、ロウにマフラーを返した。
「気にすんなって。オレ、こいつの存在忘れかけてたわ(笑)」
そうしていつも、心打たれるーー。
「そうだね」
「そうそう。オレなんていつも行き当たりばったり(笑)」
「あはは…」
笑いながら言うけどさ、あたしは知ってるよ。
ロウが楽観的に見えるのは、そう"見える"だけだってこと。
本当は、色んなことに対してすごく考えを張り巡らせているのだと思う。
それはあの日、ロウと名古屋港水族館に行った時にそう思ってーーー、
「あ…!」
「何だよ急に」
「ごめん、今マフラーのことを思い出して……。持ってくるから待ってて?」
水族館の帰り道に、ロウが貸してくれたマフラー……返せずじまいだった。
このまま置いておきたい気持ちも少しはあったけど、そうもいかないしね。
「お待たせ!ホントごめんね、借りっぱなしで」
少しの寂しい気持ちと一緒に、ロウにマフラーを返した。
「気にすんなって。オレ、こいつの存在忘れかけてたわ(笑)」



