"この若さで、人の死を背負う必要はない。私たちがありさの死を受け入れるまでに時間がかかってしまって…もっと早くに来るべきだった。辛い思いをさせて申し訳なかった。ありさのことは、思い出の1つとしてくれたらそれでいいからーー"
こんなことも、言ってくれたそうだ。
「オレ…ありさのこと好きだったから、許してくれたとは思わないけど、かなり救われたんだ」
そうだよね……話の流れで想像はついていたけど、やっぱりロウもありさちゃんのことーー…。
「でも、オレのした事がなかったことになる訳じゃないから。ありさとリョウに、一生償っていこうって決めた」
「……」
今でも、ありさちゃんのことーー?
「だからオレには、夢も希望も…要らない。夢希に会うまでは、そう思ってた……」
え……。
「ーーごめんな、長々と。これが、夢希の知りたかった最低なオレ」
突然そう締めくくると、ロウは笑顔になった。
いつもの朗らかな笑顔とは違う、少し疲れたような…でもどこか吹っ切れたようなーーそんな笑顔だった。
こんなことも、言ってくれたそうだ。
「オレ…ありさのこと好きだったから、許してくれたとは思わないけど、かなり救われたんだ」
そうだよね……話の流れで想像はついていたけど、やっぱりロウもありさちゃんのことーー…。
「でも、オレのした事がなかったことになる訳じゃないから。ありさとリョウに、一生償っていこうって決めた」
「……」
今でも、ありさちゃんのことーー?
「だからオレには、夢も希望も…要らない。夢希に会うまでは、そう思ってた……」
え……。
「ーーごめんな、長々と。これが、夢希の知りたかった最低なオレ」
突然そう締めくくると、ロウは笑顔になった。
いつもの朗らかな笑顔とは違う、少し疲れたような…でもどこか吹っ切れたようなーーそんな笑顔だった。



