でも誰も、佐久田くんが場を仕切っていても嫌な顔をしている人はいなかった。
まぁ体育委員だから、仕切るのは当然なんだけど。
佐久田くんも偉そうにするでもなく、みんなとわいわい騒ぎながらやっている。
「…」
クラスの人気者、ってやつか。
そこへ学級委員の菊谷くんも加わり、新学期からまだ1ヶ月ちょいなのに、まとまりを見せるクラス。
こういう雰囲気が、苦手だ。
「井上さんは何に出るの?」
「…借り物障害物競争、かな」
菊谷くんに話しかけられて、たまたま目に付いた黒板の文字を読んだ。
「ロウ!井上さん"借り物"な!」
「お?おう!」
ガヤガヤと騒がしい教室の中で、菊谷くんと佐久田くんが楽しそうに言葉を交わす。
「あとは…縄跳びリレーかな」
「りょーかい!」
「ちょっと菊谷くん…」
勝手に決めないでほしい。
まぁ体育委員だから、仕切るのは当然なんだけど。
佐久田くんも偉そうにするでもなく、みんなとわいわい騒ぎながらやっている。
「…」
クラスの人気者、ってやつか。
そこへ学級委員の菊谷くんも加わり、新学期からまだ1ヶ月ちょいなのに、まとまりを見せるクラス。
こういう雰囲気が、苦手だ。
「井上さんは何に出るの?」
「…借り物障害物競争、かな」
菊谷くんに話しかけられて、たまたま目に付いた黒板の文字を読んだ。
「ロウ!井上さん"借り物"な!」
「お?おう!」
ガヤガヤと騒がしい教室の中で、菊谷くんと佐久田くんが楽しそうに言葉を交わす。
「あとは…縄跳びリレーかな」
「りょーかい!」
「ちょっと菊谷くん…」
勝手に決めないでほしい。



