それでも、あぁ…なんでかな、あたしを占領するロウのあたたかな笑顔に、ドキドキしながらも癒されるんだ。
いつもあたしのことを気にかけてくれている、あのあたたかな笑顔に。
もし本当にそうなら嬉しい…そう思うあたしがここにいた。
「夢希どうした?顔が赤いぞ」
「あ、エアコンのおかげかな…なんだかポカポカしてきちゃった」
「そうか?じゃあエアコン切ろうか」
リョウくんの話を聞きながら腕まくりをしていたらーー、
「どうした⁈」
「わ……!」
すごい勢いで、左腕を掴まれた。
「俺がプレゼントしたブレスレットはどうした?いつもしてただろ?」
「…」
リョウくんの、真剣な、冷たいとも感じ取れる表情が、恐かった。
そして思い出した、ロウの言葉。
"リョウには気を許すな"
「離して…!」
全力で、リョウくんの手を振りほどいた。
いつもあたしのことを気にかけてくれている、あのあたたかな笑顔に。
もし本当にそうなら嬉しい…そう思うあたしがここにいた。
「夢希どうした?顔が赤いぞ」
「あ、エアコンのおかげかな…なんだかポカポカしてきちゃった」
「そうか?じゃあエアコン切ろうか」
リョウくんの話を聞きながら腕まくりをしていたらーー、
「どうした⁈」
「わ……!」
すごい勢いで、左腕を掴まれた。
「俺がプレゼントしたブレスレットはどうした?いつもしてただろ?」
「…」
リョウくんの、真剣な、冷たいとも感じ取れる表情が、恐かった。
そして思い出した、ロウの言葉。
"リョウには気を許すな"
「離して…!」
全力で、リョウくんの手を振りほどいた。



