右手で首の後ろを触る癖ならーーあたしも、知ってる……。
夏祭り、文化発表会、それから同じ日に水族館に誘われた時もーー。
何度か、見たことがあるから。
でも、どういう時にするのかなんて…考えたことなかった。
「それ、本当…?」
ロウの、好きな子の話題になるとでる癖ーーー……。
「おう。だから俺、これまでもけっこうロウの好きな子を当ててきたんだ」
リョウくんの得意げな表情が、信憑性の高さを物語る。
「ふ、ふーん…そうなんだ。それって、好きな子と話してる時にも、出たりするの…かな」
こんなこと聞いて、どうするのよ。
熱い……。
「どうだろう?ロウのことだから、多分それもあり得るな」
どくんどくんと、身体の中が熱い。
その熱いなにかが、身体の中から飛び出してきそうだった。
それじゃあロウは、あたしのことを……そうなの?
いやだあたし、うぬぼれないでよ…意味もなく恥ずかしくなる。
夏祭り、文化発表会、それから同じ日に水族館に誘われた時もーー。
何度か、見たことがあるから。
でも、どういう時にするのかなんて…考えたことなかった。
「それ、本当…?」
ロウの、好きな子の話題になるとでる癖ーーー……。
「おう。だから俺、これまでもけっこうロウの好きな子を当ててきたんだ」
リョウくんの得意げな表情が、信憑性の高さを物語る。
「ふ、ふーん…そうなんだ。それって、好きな子と話してる時にも、出たりするの…かな」
こんなこと聞いて、どうするのよ。
熱い……。
「どうだろう?ロウのことだから、多分それもあり得るな」
どくんどくんと、身体の中が熱い。
その熱いなにかが、身体の中から飛び出してきそうだった。
それじゃあロウは、あたしのことを……そうなの?
いやだあたし、うぬぼれないでよ…意味もなく恥ずかしくなる。



