「…わかった。行くぞ夢希」
「え⁈ちょ…、佐久田くん……!」
意外とあっさり引き受けてしまった佐久田くんは、体育館の出口へと歩きだしていた。
「待ってよ……!」
そしてなぜか、それを追いかけるハメになったあたし。
体育館を出て渡り廊下を歩き、校舎の中に入ったところで佐久田くんがようやく振り返った。
「佐……」
それは、言葉が止まってしまうほどーーー。
静かに…穏やかに目が合った。
「夢希、どこから見に行こうか」
「……」
佐久田くんの笑顔は、あたしをあたたかくする。
それはいつも、ふいにやってくるんだ。
「そうか、夢希は初めてだったよな」
「……」
そう言いながら斜め上の方を見ている佐久田くんを、あたしの目は自然と追っていた。
今、こうして2人でいることが……不思議に思えて。
「じゃあ1年生のクラスから回ろっか」
あたしは、頷くことしかできなかった。
「え⁈ちょ…、佐久田くん……!」
意外とあっさり引き受けてしまった佐久田くんは、体育館の出口へと歩きだしていた。
「待ってよ……!」
そしてなぜか、それを追いかけるハメになったあたし。
体育館を出て渡り廊下を歩き、校舎の中に入ったところで佐久田くんがようやく振り返った。
「佐……」
それは、言葉が止まってしまうほどーーー。
静かに…穏やかに目が合った。
「夢希、どこから見に行こうか」
「……」
佐久田くんの笑顔は、あたしをあたたかくする。
それはいつも、ふいにやってくるんだ。
「そうか、夢希は初めてだったよな」
「……」
そう言いながら斜め上の方を見ている佐久田くんを、あたしの目は自然と追っていた。
今、こうして2人でいることが……不思議に思えて。
「じゃあ1年生のクラスから回ろっか」
あたしは、頷くことしかできなかった。



