初め、透里は私との別れを拒んだ。
「冬香と別れるくらいなら、俺の夢なんてあきらめる」
そう、言ってくれた。
でも、私のために自分の夢を諦めるなんてこと、絶対にして欲しくなかった。
だから私は、透里のその言葉には聞く耳を持たなかった。
その後も、長い長い話し合いをして。
私たちが出会った、12月21日。
クリスマスでもなんでもないけど、私たちにとっては何よりも大事で、特別な日。
その日に、最初のデートで行った遊園地でデートをして、それで終わりにする。
別れる。
そう決まった。
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