陰陽学園 其の壱






部屋に戻ってしばらくすると、優斗が戻ってきた



「みんなに少し話しておきたいことがある」



話しておきたいことってなんだろ?



「この宿泊学習、何かが起こるかもしれない」


『何かって…?』


「それは、俺にもわからない」


「優斗、それって本当なのよね?」


「あぁ」



優斗はあたし達とはぐれていた時のことを話してくれた


河童がいたこと、学園の結界に守られたこと…



『学園の結界が破られることなんてないんじゃないの?』


「いや、破れるほどのものかもしれない」



優斗のその言葉を聞いてあたし達は息を飲んだ