陰陽学園 其の壱




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『あ、優斗!』



森の方から誰かが歩いてくるのを見て、あたしはほかの二人に聞こえるように言った


って、びしょびしょじゃん!



『優斗、どうしたの?そんなにびしょびしょになって。何かあった?』



びしょびしょの優斗は何かを考えていた



「いや、ちょっとな。風呂行ってくる」


『う、うん』


「優斗!みんな心配したんだから」


「悪かった」



そう言い残して足早に温泉の方へ行ってしまった


どうしたのかな?
あんなに濡れて、風邪ひいちゃうよ…


風邪の心配をしながらあたし達三人は先に部屋へと向かった