「そして、その数日後、男が死んだことを確認した女は男の体を切り刻み、その血を壁に塗ってから、自らその場で命を絶った。」 え、まさか…『あることを決めた』って…………心中のこと…? 「女は死ぬ前に遺書を残していて、その遺書にはこう書いてあったそうだ。『まるで彼に抱きしめられながら死んでいくようで嬉しい』と。」 聞き終わって背筋がゾッとした。 リリアがしばらく黙っていると、レオンが口を開いた。 「あ、怖かった?」 「……えぇ、怖かった。」