リリアは一瞬、息が止まったのを理解した。 ち、血……………? 驚くのも無理はない。 桃源郷という夢のような場所が、一瞬で血の現場へと変わった。 「ほ、本当…なの?」 「そうだよ。昔、レッドヴィールは結婚式を挙げる場所だったらしいんだ。」 リリアはその言葉の響きに憧れを感じた。