それだけ言ってリリアは城を出た。 太陽が眩しい町を歩く。 「……あら?」 手をかざしながら太陽を見ていると、 突然、目の前に一枚の紙が落ちてきた。 まるで風にのっているかのように落ちてきた紙を見ると、 「まぁ!舞踏会の招待状だわ!」