そんな疑問を胸に抱きながら、リリアはメリアを追いかけた。 着いた先はもちろん、リリアの城。 未だに信じられない。 メリアが裏切り者だなんて……。 リリアは覚悟を決めて、城へ入った。 「リィ、気をつけて。あっちが何を考えてるのか読めない。」 「……うん」