「ねぇ、あれ、メリアじゃない?」





リリアが指さした先には、メリアの姿があった。





「って、そんなわけ」





「いや、間違いない。メリアだ。」





その瞬間、リリアは一瞬体が凍った気がした。





「そ、そんな……まさか、二人がさっき話してたことって………」





リリアが恐る恐る二人を見る。