メリアはさっきまですごく反省してた自分を『そんなこと』呼ばわりされてぽかんとなった。 「さ、入って!」 少し強引にメリアを城の中へ入れ、扉を閉める。 「さ、寒っ!」 メリアの体が一瞬で震えた。 「あら、そうかしら?」 リリアの体は城の温度に慣れているので何も感じない。