レイがメイにあることを伝える。 メイは慌ててリリアに言った。 「ご、ごめんなさい!リリア姫のお兄さまは」 「大丈夫よ!」 メイの言葉が遮られる。 「では、ごきげんよう。」 リリアは一礼して氷が溶けるかのように去っていった。