「ねぇねぇ、付き合ったきかっけって何だったの?」
「キャーッ!そういうの聞きたーい!」
「私も~っ!」
夜、お風呂を済ませた後は、部屋でみんなで輪になって、ガールズトークの時間。
彼氏がいる子も今は片思い中の子も、みんなが自分の恋愛体験談を語り合ったりして大盛り上がりだった。
私は自分のことを話すのは苦手なタイプだけど、みんなの話を聞くのは好きだから、こういうのはとても楽しい。
だけど、ずっと聞く側でいるわけにもいかず、途中でやっぱり私にも色々と質問が飛んできてしまった。
だって、一応彼氏持ちってことになってるからね。しかもその相手はあのモテモテのりっくんだし。
「ところで柚月は、梨月くんとはどうなのー?」
「えっ……と」
さすがに今喧嘩中です、とはここでは言えない。
「いいなぁ、あんなカッコいい人と付き合えて」
「ねっ、羨ましい。絵に描いたようなイケメンだもんねー」
「あ、あはは……」
「梨月くんってクールだけどさ、二人きりの時はやっぱり優しいの?」
「えっ?」



