そしたら横からりっくんがまたチッと舌打ちをするのが聞こえて。
「……おい。マジなんなんだよあいつ」
彼はやっぱり本気で怒ってるみたい。確かに今のは嫌味っぽくて腹が立ったよね。
そもそもなんであんなに咲夜くんは急に、りっくんのことを敵視してるんだろう。
「いや、わかんない……。ビックリしたね」
「お前もいちいち相手にしてんじゃねーよ」
「えっ、だって……」
今のは向こうが勝手に……。
「うっぜぇ」
りっくんはそう呟くといきなりまたトングを持って、先ほど綺麗に料理を盛りつけた皿の上に、大量のから揚げをヤケクソっぽくドカンと盛る。
そしてそのままスタスタと自分の席へと帰っていった。
うわぁ、どうしよう……。
なんかまた、嫌な空気になっちゃった。
どうしてこんな展開になっちゃったんだろう。



