そう、あの日…
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あの日は夏の暑い日だった。
大事に取っておいたバレンタインに燎平からもらったチョコレート(賞味期限切れ)が溶けてしまい、気分は最悪。
心まで溶けてしまいそうだった。
でもまあ燎平だし、と割り切り3分後には忘れ。
「もしもし咲希ー、チョコ溶けたー、アイス食べに行こー」
律儀にチョコの訃報を知らせ、それからデートのお誘いをした。
「はあ!?
チョコってあんたそれいつのよ!?
溶けてよかったわ!
いやいっそのこと食って腹壊した方が…
まあいいわ。
アイス?
なんでこんな暑い日にわざわざ外に出なきゃなんないのよ。
こっちは冷房で涼んでて幸せなのに。」
「行かないのー?」
「行くわよっ!」
なんだかんだ付いてきてくれる咲希ちゃん。
好きだ。

