「もういい!お前らなんか速く行っちまえ!
ふんっ!」
先生が拗ねてしまった。
…正直可愛くもなんともない。
ていうかキモい。
「…行こっか、結愛。」
「…うん。」
あーあ、大事なコンテスト前に嫌なもの見ちゃったよ←
「まあ、ほどほどに頑張ろうな、結愛。
怜先輩を妬かせることが目的なんだから、別に優勝しなくてもいいし。」
「まあそーだね。
ていうか私たちが優勝したら他のカップルの皆様に申し訳なさすぎる。」
「確かに。」
特にやる気も出さずにステージの上に向かう。
…前のイチャイチャしてるカップルがうぜぇ。
移動中くらい離れろよな。
べ、別に羨ましいとか思ってないし!
青春いいなーなんて思ってないし!
…これじゃああの35歳独身教師と同類じゃないか。
軽くショックを受けて項垂れていたら燎平に心配された。
ありがとう燎平。
でも私はなんともないよ。
なんたってピチピチの女子高生だかんなっ!
あんな独身教師とは根本的なものが違うからなっ!

