2つ目の役割を言った時、紫雨の表情が僅かに歪んだ。
そもそもこんな高性能の栄養剤を自分で作って飲んでいるぐらいなのだから、人間が生きていく為には栄養が必要不可欠なことはわかっているのだろう。
「知ってはいるが、それで食事をするかどうかとは別問題、か。」
「そうですね。生きる為に必要なのは栄養素ですので、わざわざ食事をする必要性は感じませんね。」
「お前なぁ………。」
面倒臭そうに体を起き上がらせた紫雨は、いつになく気怠げで覇気がなかった。
「まぁ、そんなことはどうだっていいじゃないですか。それよりも、私は他の仕事がありますのでこれにて失礼させていただきますね。」
また仕事があると言って部屋を出て行った紫雨。
ふと、ため息をついた拍子に写真のようなものが視界に入った。

