何気なく下を見れば、紫雨の首に光る何かがあることに気がついた。
チェーンに付けられているシルバーの大きめな何かの入れ物のようなそれは、手に取ると中に何か入っているようだった。
「これは………ネックレスタイプのピルケースか?」
中身を見れば、白い錠剤が一つ。
「何だこれ………。」
「それは睡眠薬です。」
「睡眠薬?………って、紫雨お前起きてたのか!?」
「起きていたというよりは今起きましたと言う方が正しいとは思いますがね。」
「そうか。」
「はい。」
・・・・・・・・・・
起きたのに、何故か俺の膝から頭を退けない紫雨。

