「紫雨、仕事をする代わりと言ってはあれだが………お前は部屋に帰って少しでもいいから寝ろ。」
「は?」
何を言い出すかと思えば寝ろって………。
突拍子なさすぎのような気がします。
「お前のその様子だと、軽く3、4日は寝てないだろ。」
わからないように隠しているはずなのですが………前回と言い、一条聖斗先生にはどうしてわかるのでしょうか。
私、隠すのがそんなに下手なのでしょうか。
「惜しいです。ずっとカーテンを閉め切った部屋に居て、そのままこんなことになったので詳しくはわかりませんけど、恐らくは1週間ぐらい経っていると思います。」
「寝ろ、今すぐに。」
「いいえ、眠るわけにはまいりません。」
今までも不眠不休で仕事をすることなんて当たり前のようにありましたし、このくらいのことで音を上げることは許されません。

