私は彼がしてくれるまま、身を任せた。
私が彼のいうことを聞いていれば、彼は私にはなんの危害も加えないんだ。

まだ、会って1日なのに不思議。
ずっと前から知ってるみたい。

「花音、痛くない?気持ちいい?」

わたしは小さく頷いた。

「それは、よかった。」

鏡越しに彼が嬉しそうに笑った。