私は躊躇うことなく、彼の背中に身を預ける。

この感じ、懐かしい…颯だっけ…昔、こんなことあったなぁ。

「随分甘えん坊だね。調教のしがいがあったよ。」

私は彼の声に耳を傾けるも、ぼーっとしていた。

もう、どうにでもなれ。
そう、心のどこかで思っていた。