響夜は容赦なく私にベタベタと触り続ける。
その度に感じるのは快感。
……もっと触って…

不意にそう思ってしまった。

私は彼の手首を掴み、涙目で訴える。

「や、やだ…。」

響夜は嬉しそうに微笑んだ。

「そんな可愛い顔で誘われたら襲うよ。」
私は倦怠感がある中、無我夢中で抵抗する。しかし、神経が過敏になっているのか、少し接触するだけでもふわふわする。

「息苦しいでしょ…俺に委ねて。痛いことはしないから。」

響夜はそう言って、ワンピースを脱がせた。
私は抵抗することなく、響夜の手馴れた手つきに体をゆだねる。

あらわになる私の体。