響夜は私の鎖骨骨折付近に唇をつけた。
チクッ…
一瞬痛みが走り、すぐに快感が全身を駆け巡る。響夜が顔を離すとそこには赤いキスマークが着いていた。

「1つで十分かな…?」
意地悪そうに響夜はしたをペロリと出した。
「…もっと。」
無意識に出ていた言葉だった。

「ん?聞こえないよ?」

「もっと、キスマーク…付けて…」
響夜はふにゃっと笑うと私の全身にキスマークを付け始めた。
つけられる度に感じるのは全身を電流が駆け巡るような快感。

……きもちいい。
…もっと…つけて。

私はぼやける意識の中彼に笑いかけた。