見た目は少しガッシリしてるけど、性格は本当に優しくて天然なのに、どこかいつも冴えてて。 そんなお父さんが私は大好き。
「お父さん…いきなりでごめんなさい……」
「んー? どうした?」
「……来週から那くんとの同居が始まるの」
お父さんもお母さんも私と那くんが付き合ってることは知ってるけど、やっぱりどこか恥ずかしくて少し小声になっちゃう…。
だって、なんだか気恥しいんだもん…!
いくら幼なじみで恋人だからって言っても、私たちだってもう高校生だよ? 華のセブンティーンなんだよ!?
それなのに急に同居始めますよーだなんて…。
お母さんの性格ってどうしてこうも楽観的なんだろう……。
きっとお父さんだって話について行けないよ…。
「那が…そうか…」
「ごめんなさい、お母さんが急に…っ!」
心配する私の頭を撫でてくれるお父さん。
「心配するな、幸。恵の性格は俺の方がよく知ってるからな」
そう言って優しく笑うお父さんにどこか安心した私。


