やっとお昼休み!! 屋上に着いた私は隣の月を放置して、後ろの2人に声をかけようとした。
「那くん!星くっ…!」
「幸ぁぁああああ!!」
「っ! ひ、ひかるっ…! 距離近いんだから聞こえてるよ!」
いきなり大声で私を呼んだ月の目は「お腹空いた!」と言っているように見えた。
そ、そんなに大声で呼ばなくても……。
そう思いながらも仕方なく月の元へ言った時だった。
「三郷(みさと)ー! 呼ばれてんぞー!」
「あぁん?」
「そう怒んなって! ほら、行ってこいよ!」
まさかのお呼び出しタイムですか…! このタイミングで!? しかも月を呼んだ張本人は月と星くんの空気の悪さに気付いていないらしく、笑顔で月を送り出してる…。
そんな笑顔で送り出しちゃったら星くん怒っちゃっ……あ…。 そっか。そう言えば最近増えたように感じる…。
「はぁぁ……」
「まぁまぁ、星」
「うるさい那」
更に機嫌が悪くなったように感じるのは、決して気のせいじゃないと思う。
そっか…そういう事だったんだ……。


