屋敷内に入っても呪いにかかってしまう可能性を考え、前々から俺によく突っかかっていた女を利用した。」
"ある村のある屋敷に住んでいた女について調べたい。君一人で有力な情報を手に入れられたら、君の望むような関係にしたいと思っている"
「その一言であいつは意気揚々に動いた。村の入り口から入らせ、俺は車の中で煙草を吸いながら待っていると、一時間後かな?
アイツが顔を真っ青にして、服をボロボロにし、傷だらけだった。
俺は流石に血相を変え、何があったのかと聞こうとしたが、彼女は急に叫びながら来た道と逆の森の中に入っていってしまった。
俺は最悪彼女が呪いにかかってしまっていたら、動物にも感染してしまうんじゃないかと恐れ、必死に探した。そこから七十分後に女の悲鳴声が聞こえた。」
「...それが理沙....」
「そう。警察に泣きながら電話をしていたのが聞こえたよ。俺はどんな奴なのか知りたかったが、呪いにかかってしまうかもしれない。俺は勝つ算段が付くまで死ぬ訳にはいかなかった。
それから俺はネットでそいつが何か相談話とかブログに書き込むのでは無いかと思って探したし、声のトーンから若いのは分かっていた。カウンセラーの立場を使って、色んな学校に電話した。



