恐怖の渦の中


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題名:実験開始前に

〇月▷日


最初の更新、何を書いていいか分からないが取り敢えず実験が出来る場所は作れた。

外部とあまり接触したがらないのに、今回ここに住むことを許してくれた心優しい村の住民、これから自分たちの身に何が起こるのか分からないが故に心痛い。


今回のプロジェクトは今まで以上に異常であり、こんな人里でやるというリスキーしか感じられないもの。上手くやっていける自信が無いが、相棒と必ずこの困難とも言える状況を打開してみせる。


このリスキーなプロジェクトを成功すれば、人間の真理というのに一歩近付くし、私達の評価も上がるだろう。


上の人は何のために今まで以上にバレそうな、こんな事をするかは分からない。もしかしたら裏で賭けをやっているのかもしれないな。


私はこの仕事は人類にとって必要であり、誰かがやらなければと思っている。だが、今回はあまりにも人の道理を踏み外しすぎていると感じている。


だから、私は初めて組織に反抗する。隠し部屋を残した。二階にある何の意味もない実験資料がカモフラージュして、私達がもし亡くなった時、この組織の存在を知って誰かが止めなくてはならない。


さて、そろそろ実験を始めないといけない。組織の事は別ファイルに記録しておこう。


これから始まる異常な実験、通称"人喰い"。