恐怖の渦の中




「これはどれも違法だ。人のクローン製造の実験もやってるし、核兵器を更に開発する設計図まである。
....これを見つけさせない為に政府が回収しにきて、捜査から外されたのも納得だな。」


俺達は一つ一つの紙に自分が知らないものばかりが記されており、少し没頭していたのが正直な感想だった。


「あ、あれ?み、皆さん。何か引き出しの中にこんなものが...」


いつの間にか復活していた加奈が手に持っていたのはUSBだった。


「USBか....幸いそこにパソコンあるからそれで見てみよう。」


俺は加奈からUSBを預かると、机の上にあったパソコンを立ち上げた。
パスワードは付いていなく、なんなく開けることができた。


ディスプレイにはゴミ箱とインターネットしかなく、USBを指して無い状態ではめぼしいものは見られなかった。


俺は挿入口に息を吹いて綺麗にし、USBを差し込んだ。
しばらくの読み込みがあると、多くのファイルがディスプレイに姿を現した。


「これが....全部こいつの実験記録とかなのか?」


青山は驚愕しながら俺に聞いてきた。


「分からない....まだこれをまとめていて、この部屋を作った人物すら分かってないしな....」