学校は当然ながら学校閉鎖。死人が同じクラスから三人も出たのだ。PTAや警察関係で学校も対応しなければならないのだろう。
だからなのか、俺達は暫く休みを設けられ、こうして堂々と平日の昼頃から私服でいるというわけだ。
携帯で時間を確認するがまだ来ない。集合時間にはまだなっていないものの、こういう重要な事は三十分くらい前には到着しても違和感無いと思っていたが....
「おい青山。本当に来るのか?お前のいう人物は。」
青山は吉永との口論をピタリと止め、俺の方をゆっくり向いた。
「あぁ、絶対に来る。来ない理由が見つからないし、あいつは来なければならないんだ。それはあいつ自身分かっているし、そう望んでいる。」
青山は自信満々に言うが、本当に来るのか心配になってきた。もしかして...寝坊とかそんなことで遅れてるのか?っと思ってしまっていた。
「おっ、来たぞ。お〜い!こっちだアホ!」
青山は片手を大きく振り、その人物を呼んだ。青山の声に反応した一人がこちらへ歩いてくる。その人物もまた私服、ラフではあったが動きやすい格好といっても通じる。
だが、それよりも俺はその人物を見て目を点にしていた。
まさかその人物が今、俺の目の前に現れるとは思ってもいなかったからだった。



