「あぁ。女の人の頭に銃弾が命中してたよ。肌も臭いも酷くてね、風呂にも入ってないんじゃないかって思ったよ。その時の格好は僕が...君が見たまんまだった。何も変わってない。
だけど、女の人が僕の目の前に出る前、捜査中にも不思議に思ったことがあるんだ。」
「?何ですかそれは?」
「捜査が打ち切りになったんだよ。結構早い段階でね。女の人とその屋敷を所有していた夫婦の他にも色んな遺体も発見されて、「まだまだいるんじゃないか?」って本腰入れてる時にね。
当然現場の僕らは納得しなかった。だが、凄い上からの圧力もあってね、捜査は結局打ち切り。その後は政府の人間が処理するってことになったんだ。」
「政府の人間が....動いたんですか?なんでそこまで...」
闇住人は横に頭を振った。
「分からない。それは今でも謎なんだ。あれからあそこは立ち入り禁止区域になったし、入ろうとしたら政府が関係してるからね、見られでもしたら何されることやら....今はどうなってるか知らないけどね....
まぁ話は戻すけど、その捜査打ち切りになった三日後に女の人に襲われた、そして撃ち殺した二名の警官が死んだんだ。死因は...察してくれるかい?」
闇住人の問いに全員が理解し、静かに頷く。
「そこからだよ。僕らの捜査班が徐々に削れていったのは....」



