恐怖の渦の中



「俺は....親父のあとを追って警察官になりたいんだ。親父の影響もあるのか?それともドラマの影響?家にたまに来る野宮さんと坂目さんの影響かは知らん。物心着く前からなりたいって思ってたんだ。」


「警察官になりたいのに違法の情報収集とは...随分大胆な警察だな。」


「ドラマとかでよくあるよな?違法な事をしてその後痛い目みる人。俺は間違ってないと思う。確かに違法な事をしたのは悪いが、市民を守る為にはそこまでの覚悟があってからこそだと思ってる。まぁ私利私欲には絶対に使わないがな。

まぁ....何事も慣れって思ってるだけだ。」


「だからいつも勉強してたのか...イジめのやつの退学も関係するのか?」



「あぁ、関係するね。私利私欲のために犯罪を起こしたやつは、俺はいらないって思ってる。
学校の退学なんてまだまだ世界が狭いが、もし立派な警察官になったらもっと俺は厳しくなると思う。
俺は....何もしてない善良のやつを穢すやつがどうしても許せなくてな。
いつでも問題起こせよ?すぐに証拠とかでっち上げてやっからよ。」


青山が笑うのに対して、俺は苦笑いで返した。


「ハハッ。でもでっち上げるのは良くないんじゃないのか?そういうので恨みを買われるんじゃ...」